電気設備点検
受変電設備の保安業務、年次点検、定期点検など、保安協会等専門機関との連携で安心の保安体制をつくります。
受変電設備
電力会社から受電した電力を負荷設備に適した電圧に変換するとともに、配電線の事故時の負荷設備の保護をし、内部事故が波及事故につながることを防止する電気工作物をいいます。
ビルなどでは必要容量分の変圧器さえあれば、高圧で引き込んだ電気を使い易い100Vや200Vの電気に変圧できます。変圧器さえあれば、良いというものでもなく、例えば配電線から雷が侵入するのを防ぐ装置、何らかの原因で変圧器が故障した時などに、事故が波及しないように遮断する装置や漏水などで漏電した時などに、事故が波及しないようにする装置など、電気を安全に使う為の装置も必要です。一般家庭では、ブレーカーや分岐ボックスなどがそれに当たります。ビルや工場などでは、これらの装置のように、変圧器を中心に電力の分配・供給をより安全に行なうシステムとして取り扱われ、自家用受変電設備といいます。
定期点検
工場や商業施設、オフィスビルなどに設置された高圧受変電設備(自家用電気工作物)は、電気事業法によって、安全性の確保のため定められた頻度の保安点検が行われなければなりません。
当社の点検は機器単位では専門性の高い技術者を配置し、更にシステム全体を把握精通した経験豊かなベテラン技術者が保安を行います。
年次点検
年次点検は,運転時にはできない変電設備機器等の点検・測定・試験・調整などを行います。その際、電気設備を停電させる必要がありますが、日々点検や月次点検では気付かない隠れた設備の異常等を発見する度合いが高く、電気事故を未然に防止するためには重要な点検です。